コンポジット
コンポジットとは?
コンポジットとは、2つ以上の素材を組み合わせて得られる材料のことです。例えば鉄筋コンクリートはセメントと鉄筋を組み合わせた複合材料となります。この場合、セメントの様に全体を一体化する役割の材料を母材(マトリックス)と言い、鉄筋の様にセメントを強化する材料を強化材(補強材)と言います。
CFRTP(Carbon Fiber Reinforced Thermo Plastic)と呼ばれるコンポジット材の場合では母材は熱可塑性樹脂、強化材が炭素繊維、CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic)では母材が熱硬化性樹脂、強化材が炭素繊維となります。
強化材には炭素繊維以外にもガラス繊維や天然繊維など様々な繊維が用いられます。
河村機械工業所ではドローン用のプロペラ等軽量で高強度なコンポジット成形を行います。
河村機械工業所での
コンポジットの4つの特長
POINT |01
コールドプレス、
ホットプレス両方で
成形可能
コールドプレスは材料(中間材)の制約がありますが、ハイサイクル成形が可能です。ホットプレスはサイクル長めですが、各種材料(中間材)に対応できます。
POINT |02
高強度で軽量な
部品を成形
各材料メーカーとの協力体制で最適な材料選定、解析等で高強度、軽量化部品の最適な設計、成形が可能になります。
樹脂
- ・PP(ポリプロピレン)
- ・PA6(ポリアミド6)
- ・PA66(ポリアミド66)
- ・PC(ポリカーボネート)
- ・PPE(ポリフェニレンエーテル)
- ・TPU(熱可塑ポリウレタン)
- ・PA9T(ポリアミド9T)
- ・PAEK(ポリアリールエーテルケトン)
- ・PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)
繊維・材料
- ・CF(炭素繊維)
- ・GF(ガラス繊維)
- ・NF(天然繊維)
繊維の状態
- ・クロス(織物)
- ・不織布
- ・UD
中間材
- ・プリプレグ
- ・セミプレグ
- ・UDテープ
- ・チョップド(UDテープ)
- ・コミングルヤーン
素材についてはこちら
POINT |03
複雑な形状での
成形が可能
プレス成形だけでボス、リブ形成ができ、偏肉や内部に発泡体入れた発泡成形も対応できます。円筒形も成形可能です。
写真:プレスでリブ形成例
写真:0.5~3㎜の偏肉サンプル例
写真:プレスで円筒成形例
写真:発泡成形例
POINT |04
リサイクル対応
CFRTP(熱可塑性樹脂含浸)の利点を生かし、成形不良品や市場回収品でのリサイクルとして、粉砕・造粒によるリペレット技術に着手。素材・解析・設計・生産のご提案だけでなく、リサイクルの手法までご提案できます。
アクセスマップ
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東京駅からのアクセス
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